科学・技術委員会企画
SDGs セッション - 人をつなぐ、知をつなぐ -
国際ガラス年記念シンポジウム1:SDGsとガラスの新展開
先進セラミックバイオマテリアルとSDGsへの貢献
主催:ガラス部会、生体関連材料部会、科学・技術委員会
協力:行事企画委員会
SDGsへの取り組みが様々な産業界・学術界で進められています.本セッションはその取り組みの一環として,日本セラミックス協会 令和未来宣言「人をつなぐ、社会をつなぐ,知をつなぐ、環境・資源をつなぐ」を基として、各部会・委員会が連携して開催するものです.今回は,「人をつなぐ、知をつなぐ」をテーマに,ガラス部会および生体関連材料部会が担当し,「SDGsに関連したガラス材料および先進セラミックバイオマテリアルの新しい展開」に関する講演を行います.産業界,大学・研究機関,学生の多くの方々に参加して頂きたくお願い致します.
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プログラム
開催日時:2022年9月14日(水)9:00~12:00
会 場:ハイブリッド方式 Q会場
司会進行:幾原 雄一(科学・技術委員会)
小野円佳・山崎博樹・斉藤靖弘・吉田 智(ガラス部会)
薮塚武史・吉岡朋彦(生体関連材料部会)
(1) 9:00~ 9:30 「情報通信技術ICTを支えるガラス:国際ガラス年2022を祝う」
田部 勢津久 氏(京都大学)
(2) 9:30~10:00 「ガラス製造の高効率化へ向けた融液物性の評価」
松岡 純 氏(滋賀県立大学)
(3) 10:00~10:30 「高レベル放射性廃棄物固化用ガラス組成および溶融に関する基礎研究」
矢野 哲司 氏(東京工業大学)
(4) 10:30~11:00 「全固体電池の実現に貢献するガラス材料の開発」
林 晃敏 氏(大阪公立大学)
(5) 11:00~11:30「健康寿命の延伸に寄与するセラミックス材料の開発とその規格化」
池田 潤二 氏(京セラ)
(6) 11:30~12:00「持つ能力をより互いに発揮できるようにするには,何が必要?~SDGsの
意味~」 狩野 光伸 氏(岡山大学)
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聴講・参加について
セラミックス協会秋季シンポジウムの参加者なら,どなたでも自由に聴講いただけます.
事前登録も必要ありません.
*ガラス部会からのメッセージ
国連総会での採択により、2022年は国際ガラス年となります。
ガラスは、古代から現代社会において、時代の要請に応じて大きく変化し世の中の発展を支えてきた材料です。本セッションでは、SDGsへのガラスの貢献や、未来社会において不可欠なガラス材料の展開について解説・討議を行い、ガラスの可能性を探る機会としたいと考えております。
本SDGsセッション「国際ガラス年記念シンポジウム1:SDGsとガラスの新展開」は新たな視点でガラスを知る良い機会になると思いますので、産業界、大学・研究機関、学生ほかの多くの方々に参加していただききたく、よろしくお願いいたします。
*生体関連材料部会からのメッセージ
我が国は他の先進諸国に先駆けて「超高齢社会」に突入しました。高齢者の人口が増加すると、例えば運動器疾患であるロコモティブシンドローム(通称、ロコモ)を患う方々が増加いたします。SDGsの目標のひとつに「3. すべての人に健康と福祉を」があります。生体関連材料部会では、すべての人々の「健康寿命の延伸」に資する「先進セラミックバイオマテリアル」の研究を基礎から社会実装を見据えた応用研究まで一貫して推進しています。
本SDGsセッション「先進セラミックバイオマテリアルとSDGsへの貢献」では、SDGsへのセラミックバイオマテリアルの貢献に加えて、その材料機能の高度制御技術の開拓や未来展望について皆様と考える機会としたいと思います。産業界、大学・研究機関、学生ほかの多くの方々にご参加いただきたく、よろしくお願いいたします。