標準化委員会特別企画

標準化の推進は,技術の蓄積・向上やそれに伴う品質の向上に資するなど,非常に多くのメリットが存在します.セラミックス協会では,主に標準物質の提供を通じて標準化に貢献してきておりますが,社会や産業においては,材料科学分野における常に新しい研究分野や技術が生まれることから,それらの共通の物差しである標準化も常に改訂・改善をされていく必要があります.そのため,標準化と分析技術とは非常に密接な関連性があり,分析技術の標準化は極めて大きな意義があります.そこで本特別企画では,材料科学分野における分析方法の標準化や分析技術の重要性に焦点を当てて講演を行っていただきます.皆様お誘い合わせの上,ぜひご参加くださいますようお願い申し上げます.


日時:2022年9月15日(木)9:40~11:40

会場:徳島大学 常三島地区およびオンライン Q会場


主催:日本セラミックス協会標準化委員会

協力:日本セラミックス協会行事企画委員会

協賛:日本ファインセラミックス協会


講演: 講演1 9:40~10:40

     「標準化における化学分析の役割とは」

    小沼 雅敬 氏(東芝ナノアナリシス株式会社 化学分析技術センター) 

  講演2 10:40~11:40

      「セラミックス分野のISO規格の動向と標準化における材料研究者の役割

   多々見 純一 氏横浜国立大学 大学院環境情報研究院人工環境と情報部門 教授)